Casbah Clubの結成にはさまざまな背景があり、それは25年以上前にも遡る・・・。
1980年頃、SimonはMark Brzezicki、Tony Butlerと共に、バンドOn The Air を結成。シングル「Ready For Action」(1980年)と「Another Planet」(1980年)を出すが、アルバム製作を前に自然消滅。Simon以外の2人は、 Stuart Adamsonが中心となって結成されたBig Countryに参加することになる。
1987年にOn The Airは、Simon、Gavin Lewis、Johanne James、Andy Shillitoで再結成され、 シングル「Broken Heart」を1987年に、「Walking In Wonderland 」を 1988年をリリース。しかし、またしてもアルバムまでには至らなかった。
Bruce FoxtonとBig Countryのメンバーとの関係は、Big Countryが1982年にThe Jamの解散コンサートの前座を務めたところに遡る。
(Mark(Big Country)がBruce(The Jam)の前座をし、The Whoに憧れていたBruce(The Jam)がMarkとSimon(The Who)とバンドを組んでThe Whoの前座を行っている(2006年ツアー)。この不思議な巡り合わせには、メンバー自身が一番喜んでいる。)
2000年、Big Countryは解散し、翌年にフロントマンのStuartが他界。
その 年と2001年、2002年にOn The Airはメンバーが再び集まりライブを行った。そこでの音源と過去のシングルを集めて発表されたのが、アルバム『READY FOR ACTION AGAIN』。
2003年には、SimonとMark BrzezickiとBruce Foxtonでバンドを 組む話が持ち上がった。しかし、Simonのソロ活動やThe Whoとの兼ね合いがあり一旦流れることとなる。
翌年、2004年。Big Countryの3人(Bruce、Mark、キーボードのJosh Phillips) が、Bruce FoxtonとJJ Gilmour(The Silencers)を誘い、5人でCasbah Clubを結成。ここに、現在のCasbah Clubの原型が誕生する。
2005年初頭、Josh PhillipsとJJ Gilmourが脱退し、Simonが加入。春から夏にかけてイギリス国内でツアーを行う。8月にLondonの100 Clubで行ったライブには、Simonの兄Pete Townshendが観客の中にいた。そこで初めてCasbah Clubを見て気に入ったPeteは、2006年のThe Whoのツアーの前座をやってくれるようバンドにオファーした。
当時のステージでは、Simonの持ち曲やThe Jamの曲を中心にセットリストが組まれており、オリジナル曲はあまり演奏されていなかった。しかし、バンドには十分な曲が書きあがっており、年内のStatus Quoの前座が終わると、年明けにはレコーディングに入る。この時期、Bruce Watosnが一時バンドを離れている。
2006年春。Casbah Clubは、デビューアルバムの発売を数ヵ月後に控え、順風満帆に国内ツアーをスタートさせた(この後、Bruce Watsonは再度バンドに復帰するも、The Whoの前座が始まった6月にはまたバンドを離れることとなる)。アルバムは6月17日に発売され、The Whoの前座としてそのライブステージも期待されている。